悩み事ができたら、「書いてみましょう」「話してみましょう」と薦めるのは
書くこと、話すことが客観的に物事をみる、手助けになるからです。

悩み事の渦中に在るとき
まさに、「渦中」は「渦(うず)の中(なか)」と書くように、
悩み事や不安が自分の内側から出て、自分を取り巻くようにあると感じているのではないでしょうか。
息苦しく、抜け道がみつからない。
自分のすべてがその悩み事に支配されている、そんな感じ。
この悩み事によるつらさをすべて、言葉にすることはできないかもしれないけれど
その状況、それ対する自分の考え・感情を言葉にすることで
自分を覆うようにして在ったそれが、
身体から離れ、手のひらに載るイメージに変えることができるかもしれない。

それだけで、とても楽になるし
別の視点から考える余裕が生まれるものです。